森の宝もの探し

日時:2025年10月25日(日)
場所:とちぎわんぱく公園 ぱなぱな工房
参加者:8組16名(こども8名、大人8名)
参加インストラクター:合田健、合田美、黒須、野口、吉田秀、墨谷、金山、江田、吉村
イベント内容:木の実探しのウォークラリー、ドングリ独楽づくり、各種ゲーム

“開始30分内で4班が各インストラクターと一緒に出発しました。”去年のレポートの一文です。今年は、どうしたことでしょう!雨に泣きかけました。ミニウォークも無理かなと思われましたが、開始20分前に入室した兄妹は、帽子も上着も温かそうでした。歩く時間は10分ほどに短縮でOKでしょう、と相成り1班編成で(インストラクターは3名)園内へ。落葉はまだ始まっていないせいか明るさが乏しい林内に、どんぐりをみつけづらいのでは?と少々焦ります。

クヌギは9月下旬から落ち始めますが、今年は少しずつダラダラと期間が長かった印象です。昨年の不作に比べると良いとはいえ、本来はこんなものではないのだが、と弁明したいくらいです。こども達は、インストラクターの説明に沿って、どんぐりを探し、拾って、確かめてから袋にしまいました。‘色がちがう’、日焼けとそうでないところのように一粒の中で色が違っていれば、‘ぼうしのところだ!’ 素晴らしい推察力です。森の謎さがしは始まったばかりなのですね。

 森の宝ものによるインドア体験も楽しいひととき。恒例となった‘背くらべ’、‘こま’、レクリエーションゲーム、その中に工作と思いきや、振り子のひみつなるもの、集中したくなるあそびがありました。3本の長さの異なる糸におもりとなるどんぐり、あそびとしては一つだけ振れた状態にすること。至ってシンプルかつ感覚が難しい。ぶら下げて自然に揺れるのも素敵ですが、動かすことで揺らし続けるみたいな妙な持続感が味わえます。どんぐりと糸と割り箸(くらいの長さなら木の枝も良いのでしょうか?)のアンサンブル、新たな⁈森の玩具、誕生ですね。(金山 敦子)

宇都宮市環境学習センター自然観察会@井頭公園

日時:2025年10月4日
場所:真岡市井頭公園
参加インストラクター:合田美、合田健、武井、墨谷、吉江、野口、黒須、吉村

今年新たに環境学習センターからの依頼を受けて、自然観察会を開催しました。
場所は宇都宮市からほど近い真岡井頭公園で、我々の会としては初めての開催となります。
集合場所は緑の相談所前です。参加者は小学校低学年の親子で、子ども14名大人13名の計27名が集まってくれました。

環境学習センタースタッフの挨拶に続き、黒須インストラクターが本日の内容説明をおこない、3班に班分けした後、観察会開始です。今回は時期的に木の実が多いので木の実中心に観察が行われました。栃の実、クヌギの丸いドングリ、コナラのドングリ、こぶしの赤い実、コムラサキの紫色の実、サワフタギの青い実などいたるところに秋の果実が見受けられ、子供たちはドングリ拾いを楽しんでいました。また金木犀の花の香りを楽しんだり、ミズヒキの花を上下から眺めたり、バッタを捕まえたりと、五感をフルに使って森の自然を感じることができました。

中間地点の広場では小休止した後、ミニゲームを開催しました。今日のゲームはいわゆる鬼ごっこです。大人が手をつないで丸い輪をつくり、この中がゲーム会場となります。鬼となる子は目隠しをして「バット(こうもり)」と叫びます。逃げ子はこれに対して「モス(蛾)」と叫びます。目隠し鬼は声を頼りにつかまえますが、なかなかつかまりません。だんだん輪を小さくして逃げ場を狭くしてなんとかゲームセット。子どもたちは大騒ぎで大喜びでした。

ここまでで本来は半分の行程の予定でしたが、気が付けば7割ほどの時間が経っていました。そこで帰りは観察もほどほどに周回の舗装路をひたすら歩いて戻ることになりました。
緑の相談所に戻り、本日のふりかえりを行って解散。充実した観察会でした。
終了後に雨が降り出したのでタイミングもバッチリでした。(吉村祐一)

不思議・美味しい・遊べる 木の実展

日時:9月28日(日)~10月5日(日)
場所:みかも山公園 緑の相談所 入場無料

昨年に続き今年も木の実の展示会を開催します。
普段見かける木の実から、ちょっと珍しい木の実まで様々な木の実を一堂に展示します。
また樹木が、木の実を遠くまでまき散らす驚きの戦略を詳しく解説します。
木の実の名前や特徴を知っていると、ハイキングやお散歩がちょっと楽しくなります。
さらに今年は立体展示や木の実を使ったクラフト作品も展示します。
是非足を運んでください。

いろんな木の実や小枝で作る「森の工作」

日時:2025年8月3日(日)10:00~12:00
場所:みかも山公園 緑の相談所 講習室
参加インストラクター:吉村、黒須、吉田、江田、野口

平成29年(2017)年から夏と冬の2回行っている、いろんな木の実や小枝で作る「森の工作」を、みかも山公園緑の相談所講習室で行いました。

参加いただいたのは、7組、16名(子ども7名、大人9名)で、半分は経験者、半分は初めて参加いただく方です。中には「子ども森林インストラクター」の姉弟がいて、いろんな場面で助けていただきました。

吉村会長あいさつ、インストラクター紹介のあと、いろんな種類のどんぐりや松ぼっくり(ともに10種類を用意)、螺旋状になったフジの実(さや)、の秘密など、木の実の戦略について説明し、それらを自由に組み合わせての作品作りが始まりました。

「これとこれをくっつけて」といったリクエストに、ドリルや楊枝、ホットボンドなどを駆使して完璧に熟すインストラクターのチカラもあり、今までにないような作品が次々に誕生。子どもたちにとっては、夏休みの自由研究と工作の一助となり、大人の方も、童心に帰りつつ、大人のセンスで素材を活かした芸術作品に仕上げていただきました。経験者の中は、「これを作ろう!」とずっと考えてから来てくれた方、マイ木の実を持って来られた方もいて、完成度の高い作品たちを写真で紹介しましょう。

楽しい時間はあっという間で、閉会のふりかえりでは、「松ぼっくりには何が入っているか」を実物と図鑑で説明して自然の不思議さや面白さに気付いてほしいと話をし、緑の相談所の柴崎さんから、「夢中になる大切さ」について話しをしていただきました。

9月28日(日)から10月5日(日)まで、みかも山公園 緑の相談所 展示ホールにて、「不思議・美味しい・遊べる 木の実展」が予定されています。今年は、身近にあるいろんな木の実・草の実の展示・解説、木の実を使った遊びなどに加え、「森の工作」コーナーを設ける予定で、参加者の作品を展示させていただこうと作品提供のお願いもしました。協力いただける方は、9月27日(土)の午後1時から4時までにみかも山公園 緑の相談所に持ってきていただき、最終日10月5日(日)午後1時から4時までに取りにきていただき、その際、ステキなアイテムをプレゼントする段取りです。

今後、みかも山公園では、木の実展に加えて、みかも山フェスタ2025秋(11月上旬開催予定)にも「森の工作」で参加する予定です。みかも山フェスタは、当会で最大の参加が見込まれるビックイベントであり、いろんな木の実が大量に必要となります。あと1ヶ月ほどで、実りの秋を迎えますので、身の回りにある素材集めを、会員みんなで進めていきましょう。(野口 光三)

夏休みだよ!森の自由研究にチャレンジ!

日時:2025年7月27日(日)
場所:とちぎわんぱく公園
参加インストラクター:野口、黒須、吉田秀、合田健、金山、吉村

猛暑が続く中のイベントのため、開園時間早々からの開始としました。参加者は12名、保護者12名を加えて24名の参加となりました。
本日のイベントの構成は、園内自然観察、部屋に戻り研究ノート作成・発表、昼食、ミニゲーム、ペットボトル工作と盛りだくさんです。
簡単にオリエンテーションを行い、2班に分けての園内自然観察に出かけます。散策の目的は興味のあるものを採集することです。のちにそれをより深く調べて研究ノートを作ります。

昆虫好きな子は、虫取り網を振り回しての散策、というより駆け回りです。虫なら何でも興味あるという感じで、次から次へと採集していきます。ムギワラトンボ、ナナフシモドキ、モンシロチョウなどが捕獲できたようです。一方で虫はちょっと苦手、という子どもは、木の実に中心に採集していきました。ツバキ、ハナモモ、コノテガシワの実などが収穫できたようです。幸いこの日は暑さもそれほど暑くなく、予定時間まで散策をすることができました。部屋に戻って採集したものを図鑑などで調べて研究ノートにまとめる作業が始まりました。皆真剣に、図鑑や保護者の方のスマホなどで情報を収集していました、コノテガシワの実は金平糖のような可愛らしい実ですが、図鑑に掲載が無く苦労していたようです。
研究ノートを完成させた子どもから、研究発表をおこなってもらいました。ナナフシはメスがほとんどでメスだけで繁殖できる、ダンゴムシはおしりから水を飲む、など大人も知らないような事を発表してもらい、一同驚愕の大盛況でした。

昼食をはさんで黒須インストラクターのミニゲームコーナーです。今回は裁判ゲームと題して、子供たちを被告に見立てて事実を暴いていきます。罪状は「夏休みに宿題をやるのは是か非か」というものです。子どもたちの夏休みの宿題の実態を質問形式で明らかにして、子供たちの意見を引き出していきました。最後は裁判長から判決文が読み上げられ、被告人は無罪放免となりました。低学年の子供にはちょっと難しかったところがありましたが、皆元気で参加してくれました。

続いてペットボトル工作の時間です。吉田インストラクターから工作手順の説明がなされ、各自工作を開始しました。今回はペットボトルや発泡スチロールを切断するためにカッターを使う必要があるので、怪我などしないかちょっと心配です。そんな心配をよそに保護者の手助けもあり、みんな上手に組み立て作業を進め、無事完成に至りました。早速午前中に捕獲したトンボなどをいれてご満悦の様子です。廃品を活用できエコなのと、透明で観察が容易なのとで大評判でした。

最後にアンケート記入いただき、今回のイベントは無事終了しました。長丁場で内容盛りだくさんだったので、皆さん満足されて帰られたようです。
自由研究イベントも数年前から試行錯誤で実施してきましたが、昨年あたりから今のスタイルが定着してきました。参加者の声に耳を傾け、今後もより良いイベントを開催していきたいと思います。(吉村 祐一)

虫の集まる木を探そう

日時:2025年7月13日
場所:とちぎわんぱく公園
参加インストラクター:合田美、合田健、野口、黒須、吉田秀、墨谷、上田、安井、吉村、金山

 「ムシが集まる木をさがしてみよう」には、今回も3歳児から小学校5年生までとその弟妹、父母や祖母と多くの参加がありました。定員の12組を学齢から順に3班編成でインストラクターが案内しました。昨年まではこども達の年齢は関係なく、4班でコンパクトに分かれていましたが、3班であるため前後の連結感も感じられ、途中うまくコースを分岐し、各班の年齢なりの良さを発揮した自然観察となりました。

 樹林地に入るとカナブン、ナナフシモドキ、雌雄のカブトムシを見つけました。木があるから出合う楽しさを体感できます。少し明るい場所へ出ると、ニホントカゲ、ショウリョウバッタ、カナヘビを見つけました。捕虫網をもった子たちの目にはシオカラトンボ(雌雄)、シジミチョウ、キタキチョウ、ハグロトンボ、ギンヤンマ(雌)、次々と現れます。そこへ、参加していなかった小学1年生の妹さんが ‘’ニイニイゼミをつかまえたよ~’ と駆け付けます。‘雌だね’とお姉ちゃんはほかの参加者にも見せてくれました。ノコギリクワガタもいて、見せてもらった子が‘マジでロマンだわ’と感嘆し、再び虫を追っていく姿に数年間の成長の軌跡を見せてもらった気がします。

以前、来園者から ‘カラタチはあるけど、オオムラサキを見たことがないよ。本当にいるの?’との声が寄せられたことがありました。この日、葉にまだ幼虫がいるのを見つけ‘4齢だ、クロアゲハ’とある子が教えてくれました。合田インストラクターが‘臭覚は何色をしているかな?嗅いでみる?’と、お母さん達も次々と嗅いでいくと‘あっ、臭くない’(笑)ちゃんと⁉柑橘の匂いがすることに仰天しました。冒険の湖側ではコムラサキがいました。インストラクターから‘ヤナギの木があるからかもしれないよ’とフォローが入りました。その子は、自分が遭遇する昆虫と観察場所に関係のある木という情報を付加できたと思います。毎週のように何遍も隈なく虫の眼のように歩きながらいろいろな生きものにとっての生活場所を体験とともに覚えていく歩みはとても素晴らしいと感じました。かえって大人の方が楽して得られると思い込んでいるのではと反省します。子どもたちは伝え方がまた優しく、虫好きの子らは交互に見て触って感想を言っていました。その後もコオニヤンマ、交尾のツバメシジミ、ヒメウラナミジャノメと出合いました。

終盤、せせらぎの湧水近くの木々に来ると、‘コナラだ’と小5の男児がつぶやきました。根元にいた雌雄のカブトムシを同じく小5の女児が見つけました。小さな頃からの自然あそびで、すでに樹木博士・昆虫博士が誕生しているんだと、子どもの歩みに沿った自然観察が最善の近道なのかもしれないと学びました。(金山 敦子)

会の森草刈り

日時:令和7年7月6日
場所:会の森
参加インストラクター:野口、吉田秀、高橋、江田、吉村

連日猛暑の中、会の森草刈りを実施しました。
参加者が少なかったため急募した甲斐あって、何とか5名集まってくれました。

会の森は10年以上前から、クヌギ、コナラ、クルミなどの広葉樹を中心に植林し、現在は胸高直径で10センチ以上に育っているものもあります。こうなると草刈りなしでも生育に問題はないため、今回は山菜エリア中心に草刈りを実施しました。

山菜エリアでは、オオバギボウシ、モミジガサ、ユキザサ、アマドコロなどを育てていますが、アズマネザサの勢いがすごいのでこれを刈り取っていきました。

木立の中で直射日光は抑えられていますが、大鎌を振っての作業は重労働で、あっという間に汗だくになります。途中野口さんと吉村がササバチに刺されたりもしましたが、休憩をはさんで2時間半ほどで無事に作業は終了しました。

会の森の樹木もそこそこ大きく育ってきたので、今後間伐などが必要になってきます。伐採した木の利用について、現在はキノコの榾木として使っていますが、今後量が増えてきたらどうするかを皆で議論していきたいと思います。

ネッツトヨタ栃木植樹会~ネッツの森でどんぐりの木を植えよう~

  • 日時:2025年5月18日(日曜日)8:30~12:00
  • 場所:益子の森(わくわくネッツパーク)
  • 参加インストラクター:吉村、黒須、吉田、江田、墨谷、野口

ネッツトヨタ栃木では、栃木県の「企業等の森づくり推進事業」に参画し、益子町にある「益子の森」において森林保全活動を行っており、当会では、この活動が始まった2021年より一緒に活動させていただいています。

この日は、「ネッツの森でどんぐりの木を植えよう」との呼びかけに、参加申し込みのあった7組(12名)のトヨタ車を愛するご家族、社員のご家族が集まりました。

この日に植える「どんぐりの木」は、最初の活動を行った2021年に、益子の森でどんぐりを拾ってネッツトヨタの社員の方や私が育てたもので、合計26本の4年生のコナラの苗木です。

2021年当時は、現在蔓延しているナラ枯れ(カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌によりコナラなどのどんぐりを実らす木が集団的に枯れる病虫害)は発生していませんでしたが、数年の内に被害を受けることを予測して、苗づくりから始めたものです。益子町では2023年にナラ枯れが確認され、ネッツトヨタの森でも、区域内にある71本のコナラのうち、その約6割に当たる41本がカシノナガキクイムシの食害を受け、7本が枯れてしまいました(カシノナガキクイムシの食害を受けた木の全てが枯れる訳でなく、コナラでは大径木を中心に2~3割と言われています。)。

8時30分より、ネッツトヨタの社員の方とインストラクターで苗木、道具、看板、水などを現地に運び、植える場所への目印を付ける作業を行いました。植える場所は、空を見上げながら、照度の取れる場所を丁寧に探しながら決めていきました。

10時00分に芝生の広場に戻って参加者を迎え、6班に分かれて自然観察しながら、約30分かけて会場(こもれび広場)に向かいました。

会場で、ナラ枯れや植え付けの方法等レクチャーして、6班に分かれて植樹を行いました。コナラの苗木は既に開葉していて、時期としては良くない(葉が開く前に植えるのが理想)ため、丁寧に植えて、植えた後には水もたっぷりかけてあげました。

植えた場所には、オリジナルの樹種看板(「コナラ」の文字にメッセージやイラストを添えた、素敵な看板)を設置し、記念撮影を行って、会場を後にしました。

宇都宮地方では、前日にたっぷりと雨が降り、今週2~3日置きに雨の予報もあり、しっかり根付いて大きく育ってくれるものと期待しています。(野口)

「みかも山フェスタ2025春」に森のクイズラリーで参加

日時:令和7(2025)年3月30日(日)10:00~15:30
場所:みかも山公園(栃木市)
参加インストラクター:吉村、黒須、吉田、江田、田川、墨谷、野口


「みかも山フェスタ2025春」は、3月29日(土)、30日(日)の2日間のイベントで、当会は30日のみ「森のクイズラリー」での参加です。1日目の29日が雨天で中止となり、2日目の30日は天気が回復したため、駐車場があっという間に満車になるほどの人気ぶりで、当会の参加者も100名限定のところ、116名(子ども50名、大人66名)を受け付け、その約8割が親子での参加でした。

インストラクター7名は、3名が受付と採点を担当し、4名が出題ポイントでの解説を手分けして行いました(午前・午後で役割交代)。開会前に生活応援情報マガジン「トチペ」のインスタグラムの撮影があり、それぞれの出展ブースが「みかも山(やま)フェスタ」の1文字を担当し、開会を宣言。当会は「ま」の担当でしたが、4名は出題ポイントに行ってしまったので、受付担当の3名のみで撮影に応じました。

開会前から先頭で待っていてくれたのは、3月22日の活動に参加してくれた千実君で、ずっと楽しみにしていてくれたそうで、とてもうれしいスタートになりました。

クイズは全部で12問、そこに行って良く観察すればわかるような問題と、なぜだろうと考えてもらう問題を組み合わせて出題しました。出題ポイントには、問題とヒントとなる写真を入れた看板(A4の紙をパウチしたもの)を設置し、重要ポイントではインストラクターが解説を行いました。問題を作るまで、何度も現地に足を運んで、練に練った問題なので、少し長くなりますが、全問紹介します(【 】内は補足や感想)。

①「洗濯ばさみ」が、何個あるか数えてみよう?【15個置きました。結構難解で正解率は1割未満。中には20分も粘った参加者も。】
②カミソリの刃のようなものが付いている枝をそっと触ってみよう。どんな感触?【ニシキギの枝です。回答用紙の選択欄に「指が切れた」を入れたので、みんなドキドキしながら触れていました。】
③つるつるした肌をしているこの木には、ある動物の名前がついています。その動物の名前は?【サルスベリ、漢字では百日紅と書くけど・・・】
④クヌギのどんぐりの殻斗(帽子)がいっぱい落ちています。どんぐりはどこに行ったんだろう?【答えは1つじゃない。】
⑤アセビは、漢字で「馬酔木(馬が酔う木)」と書きます。なぜだろう?【答えは1つじゃない。】
⑥オオイヌノフグリが咲いているよ!花びらは何枚?【看板を設置した朝の9時には花が開いてなくて慌てました。】
⑦このあたりは地面が掘り返されています。誰が掘ったのかな?【子どもたちが一番興味を示した問題。犯人(獣)の足跡もあってビックリ!】
⑧ベンチで一休み、風はどっちから吹いているかな?【「ベンチで一休み」してほしくて出題した問題。】
⑨アオキは雌雄異株、雌花の咲く木と雄花の咲く木は、別の株という意味です。この木は、雌の木?、雄の木?【実が付いているのを発見出来たら解る問題。子どもたちに、性教育に近い解説をするご両親もいて、ドキッとしました。】
⑩シュンラン(春蘭)の花が咲いています。どんな色をしている?【目立たないけど、花が咲いているのを気付いてほしくて出題したもの。ハイカーも看板で花が咲いているのに気付いて写真に収めていました。】
⑪ラッパスイセンが咲いているよ! 花びらは何枚?【3枚は「愕」という意地悪な問題。】
⑫河津桜(カワヅザクラ)が満開です! 花びらは何枚?【散り気味でしたが、ギリギリ確認できました。】

正解数に応じて、素敵なアイテム(様々なクリアファイル)や、篠笛(江田さん手作り)、松ぼっくり(10種)、どんぐり(2種)、わたの種などをプレゼントしました。上記のとおり、結構難問もある中、8割近い正解率でしたが、全問正解者はおりませんでした。親子で協力しながら、真剣に問題に取り組む姿が印象的でした。詳細は、写真にメモも入れていますので、そちらをご覧ください。(野口)

春の妖精を見つけるハイキングとネイチャークラフト

日時:2025年3月22日
場所:みかも山公園 香楽亭
参加インストラクター:黒須、野口、吉田秀、墨谷、江田、吉村

好天に恵まれ、季節外れの暖かさとなったみかも山公園で、この時期に毎年開催している標記イベントを実施しました。春の妖精とはスプリング・エフェメラルのことで、この時期だけに見られる、カタクリやイチリンソウ、フクジュソウなどを示します。
ここみかも山公園では特にカタクリの群生が見事で毎年多くの方がこの時期に訪れます。それもあって今年は拠点を混雑する東口から西口に移動して開催しました。
参加者は小学生14名で、初参加10名、リピーター4名という内訳でした。

オリエンテーションを終えてハイキング開始ですが、14名プラス保護者12名、スタッフ6名を加えると30名以上の集団となるので、3班に分けて行動しました。ハイキングは集合場所の香楽亭から万葉庭園をとおり三毳の関跡までの往復コースとなります。まだ本格的な春は遠いのですが、サンシュユ、マンサク、アセビ、カンツバキ、カンザクラ、ウメなどが彩りを与えてくれました。普段見向きもしない道端の雑草、オオイヌノフグリやホトケノザなども、じっくり観察すると面白いよと解説すると、子供たちは興味津々で観察してくれました。肝心の春の妖精は、カタクリがちらほらと咲いている程度でちょっと残念でしたが、カタクリは花が咲くまで約8年の下積みがあると黒須インストラクターが説明すると意外そうな顔を見せていました。帰りの途中で一人のお子さんがトカゲを見つけて捕まえようとしたら、しっぽが切れて、いわゆるトカゲのしっぽ切りが見られました。切られたしっぽがまだ動いているのを子供たちは面白そう観察していましたが、お母さまがたはドン引きしていました。

ハイキングを終えて香楽亭で昼食をとり、お次はミニゲームの時間です。まずは黒須インストラクターの写真を見せて、この写真を撮った場所を特定するというゲームです。班ごとに相談しながら探しますが、特徴物が少ないので苦戦する班も見受けられました。
次の生き物絵合わせクイズでは、鳥の絵とその鳥の特徴を表す道具の絵、それにその鳥が食べる餌の絵の3枚を組み合わせるというゲームです。少し難しいかなと思いましたが、班対抗戦ですべての班がいとも簡単に正解を導きだしました。
野口インスタラクターの種の模型とばしゲームは、紙切れにクリップでおもりをつけたものを放り投げると、くるくる旋回して着地するという、種子の挙動を模した遊びです。子ども達は夢中になって模型を投げ、その挙動を楽しんでいました。また本物の種を投げてその違いを確認することもできました。

ゲームの後は屋内でのクラフトづくりです。今回初めてクラフトをおこなうお子さんも多かったので、まずは素材の多さに驚き、不思議そうな顔で材料集めをしていました。作り始めると皆さんイマジネーションが沸き上がるようで、黙々と真剣に作業に没頭しています。スタッフは子供さんには難しい作業となる、穴あけや素材の切断、グルーガン接着などを担当しますが、依頼がひっきりなしで、てんてこまいでした。出来上がった作品はどれも見事で、毎回その発想力に感服します。

クラフトの時間もあっという間におわり、閉会の時間とまりました。アンケートを記入していただき最後に江田インストラクターからのちょっぴりプレセントとして綿花の種を参加者に配りました。
全体を通して滞りなく無事終了しました、と言いたいところですが、クラフト作業中に熱いグルーで火傷してしまったお子さんがいました。忙しくても安全にもっと注意を払う必要ありと反省しました。反省点はあるものの、多くのお子さんが楽しく満足してくれたので、我々としても実施した甲斐があったと感じています。今後も継続して実施していきたいと思います。(吉村祐一)

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