春の妖精を見つけるハイキングとネイチャークラフト

日時:令和8年3月15日(日)
場所:みかも山公園ハイキングコースおよび緑の相談所
参加インストラクター:黒須、吉田秀、野口、江田、吉村

暖かな春の陽ざしが降り注ぐみかも山公園で、こども森林インストラクター認定イベントである、標記イベントを実施しました。本イベントは今年で5回目となり、当会の春のイベントとして定着しつつあります。参加者は小学生9名、保護者11名を加えて計20名となりました。募集ではさらに小学生3名の応募があったのですが、体調不良などでキャンセルとなってしまいました。
緑の相談所に集合して開会の挨拶、インストラクター紹介の後、参加者をA,B二班に割り振り、ハイキングを開始しました。カワヅザクラやサンシュユ、セツブンソウの花を眺めながら歩き出すと、いきなり急坂の登りとなります。子ども達は元気に登りますが、年配のインストラクターや保護者は休み休み登り、三毳の関跡の東屋で休憩をとります。

ここからは西側の佐野・足利市方面の眺望が開け、大小山や遠くに浅間山など雄大な景色を眺めながらの歩きとなります。アカマツやモミ、シラカシなどの常緑樹を観察しながら、次の休憩地点のキスゲの園に到着しました。ここは逆に東側の展望が開け、遠くに筑波山を見ることができます。
小休憩後中岳山頂に到着、記念撮影後、下山となります。このハイキングのお題となっている「春の妖精」はここからが見どころで、大和田群生地ではカタクリ、アズマイチゲなどが観察できました。カタクリは七分咲きとのことですが、その可憐な姿を十分に見ることが出来ました。緑の相談所に戻り、約2時間のハイキングは無事終了しました。

それぞれに昼食をとっていただいて、昼食後は黒須インストラクターのネイチャーゲームの時間です。第一ゲームは芝生に寝ころび目を閉じて、自然の音を聞き取るゲームです。鯉が跳ねる音、鳥のさえずり、風の音など、それぞれが聞き取ったものを発表していきます。携帯の着信音という答えもあり、一同爆笑。第二ゲームはカワヅサクラの花とマンサクの花の違いを見つけるゲームです。色の違い、花びらの枚数、形、花のつき方など様々な答えがでて、子供たちの観察眼に拍手です。第三ゲームは、定めたエリア内に配置した人工物(木製洗濯ばさみ)がいくつあるかを探し当てるゲームです。目線の高さは容易に見つかりますが、高低があると見つかりにくいようです。正解がわかるまで、何度も繰り返しトライしていました。
今回のネイチャーゲームは五感を使ってのゲームで、参加者からは面白い体験ができたと好評でした。

ゲーム終了後は室内でのネイチャークラフトです。木材や木の実を使った作品作りですが、作る人の個性が強く表現されます。大きな素材を積み上げてダイナミックな作品を作る子どもがいる一方、細かい作業を積み重ね緻密でカラフル、コンパクトな作品を仕上げる子もいます。それぞれに個性的で表現力の豊かさに驚きです。

以上で用意したコンテンツは終了し、閉会となりますが、今回は4回目の参加者がひとりおりましたので、子ども森林インストラクター認定となり、記念品を授与しました。記念品は観察に使える「単眼鏡」で、今後の活躍を期待しての一品です。
自然を巡るハイキング、自然の中でのネイチャーゲーム、自然素材のクラフトと、自然が盛りだくさんの一日イベントでしたが、子どもたちにはどう受け入れられたでしょうか。これを機会に自然との関りをより強く持っていただけたら、我々の活動も実り多いものとなります。
今後もこのイベントが続き、多くの子ども森林インストラクターが誕生することを願っています。(吉村祐一)

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